佐崎 一路の小説一覧

小説家になろう

勇者、お前とパーティ組むのもう無理だから

「勇者、お前と一緒にパーティ組むのもう無理だから、悪いけど今日限り出て行ってくれ」  よくある話で魔王軍に手も足も出ない人間が、他の世界の人間に何とかしてもらおうという虫のいい考えで異世界に喚起(上位世界から呼び出すこと。下位世界から呼ぶのが「召喚」)された日本人他何カ国の人間たち。ともあれ日本人「....
著者 : 佐崎 一路
小説家になろう

そもそも私は王太子ではなく、次期王位継承者の婚約者ですが?

「レティツィア公爵令嬢! 上位貴族としての身分をかさに着て、平等であるべき学園内においてカロリーナ・コジマ・バッカラ男爵令嬢を下級貴族と蔑み、様々な嫌がらせを行ってきた貴様の悪事は、関係する生徒たちからの証言からも明々白々! 故に余――王太子カスト・バーカ・ドナドーニ・エーブリエタースの名において貴....
著者 : 佐崎 一路
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「理由は自分の胸に聞いてみろ!」と婚約破棄をされたのですが、納得できません!

「婚約破棄だ! 理由なら自分の胸に聞いてみろ!」貴族が多く通う学園の昼休み、中庭に響いたウスターシュ伯爵令息の突然の婚約破棄宣言にジラルディエール伯爵令嬢オレアナは愕然となり呆然とした。そしてその目がウスターシュの隣に侍る双子の妹ブリジットへと向かい、すべてを理解したのだった。....
著者 : 佐崎 一路
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(侍女の)婚約者が私に婚約破棄を宣言したのですが?

「エルシリア公爵令嬢! 王太子の名において、貴様のような愛想のない女との婚約は破棄して、この愛らしいカタリーナ男爵令嬢と愛のある結婚をする!」 カルディア半島の中央部に位置するカーリタス王国のオーバン王子が発した一声が、国王主催の園遊会の会場にこだました。 名指しされたエルシリア嬢は「承知いたしまし....
著者 : 佐崎 一路
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【緊急】婚約破棄阻止職員会議

婚約破棄。当事者はもとより、それに巻き込まれた者はたまったものではない。だがしかし、声を大にして言いたい「お前ら学園に何しに来ているんだ!?」「あと、そういうことは卒業してからやってくれ。クレームが学園側に来るんだよ!」ということで、王太子が婚約者の公爵令嬢を学園の衆人環視の前でフッて、庶民出の聖女....
著者 : 佐崎 一路
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たとえ死がふたりを分かつとも

聖ベネディクティオ魔導帝国の聖女にして公爵令嬢であるエヴェリーナ(17歳)は、ある夜、婚約者であるヤン・ネポムク王子(18歳)と交わしていた婚約の魔術契約が一方的に破棄された衝撃で昏睡状態に陥る。三日後、目を覚ました彼女が知ったのは、ヤン・ネポムク王子とアニュス・デイ国のスーリア姫との結婚の話題であ....
著者 : 佐崎 一路
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婚約破棄と虹の花

「クラリス・ジャルベール、貴様との婚約を破棄して、私はこの『虹の花(イリス)』に誓って、公爵令嬢エリシアと生涯添い遂げることをここに宣言する!」 『花の国』と呼ばれるアルカヌム王国の王太子の婚約者であった伯爵令嬢のクラリス。 ある日、突如として『虹の花(イリス)』と呼ばれる虹色に輝く王家の温室へと呼....
著者 : 佐崎 一路
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Victoria -ウチの侍女が毒舌すぎる模様- [連載版]婚約破棄は侍女にダメ出しされた模様

「来月行われる王立貴族学園での卒業パーティにおいて、私はブリセイダとの婚約を破棄し、ナタリア嬢との婚約を大々的に皆の前で発表するつもりだ」  そう決意を込めて語った王太子を前にして、とある侍女は日常業務を淡々とこなしながら、無表情に一言言い放った。 「バカですか、殿下?」  よくある婚約破棄……にな....
著者 : 佐崎 一路
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婚約破棄は侍女にダメ出しされた模様

「来月行われる王立貴族学園での卒業パーティにおいて、私はブリセイダとの婚約を破棄し、ナタリア嬢との婚約を大々的に皆の前で発表するつもりだ」  そう決意を込めて語った王太子を前にして、とある侍女は日常業務を淡々とこなしながら、無表情に一言言い放った。 「バカですか、殿下?」  よくある婚約破棄……にな....
著者 : 佐崎 一路